RC住宅の高い耐火性

RC住宅の耐火性が高いと言われる理由とは

耐火性とは

耐火性とは火に対しての抵抗力や耐える力の強さのことを指します。建築業界における耐火性とは、建物自体の燃えにくさを表すのが一般的で、仮にその住宅やその周辺で火事が発生した際にも、他の建物に火が燃え移らない様子のことを「耐火性が強い」と表現します。

それでは、RC構造によるRC住宅の耐火性はどのような感じなのでしょうか。RC住宅は遮音性・機密性・耐震性に優れているだけではなく、耐火性にも優れていると言われています。そもそもRC住宅は建築基準法に基づいて建築された建物であり、建物自体が燃えにくい性能を兼ね備えていることが条件となっています。RC構造の場合は、コンクリートや鉄筋で建物が造られており、これらの材質自体が燃える可能性やリスクは非常に低いです。

火事が発生した場合は、時間の経過につれて温度が急激に上昇し、とくに木造住宅の場合は外壁の温度が最大で1000度になることもあります。一方、RC構造で建てられたRC住宅の場合は、材質自体が燃えにくく頑丈であるため、室内外の温度が急速に上昇するリスクが低く、有毒なガスも発生しにくいです。

RC住宅の耐用年数と寿命について

機密性・遮音性・耐火性・耐震性に優れているのがRC住宅の大きな利点ですが、耐用年数や寿命はどの程度なのでしょうか。

建築業界における耐用年数とは厳密には法定耐用年数と言い、建物や住宅を安全に利用するのに耐えられる年数のことを指します。住宅や建物の耐用年数は規模や構造によって違いがありますが、RC構造の建物の場合は法定耐用年数が47年となっています。木造住宅の場合は法定耐用年数が22年、軽量鉄骨プレハブ造では27年、重量鉄骨造では34年です。他の構造と比較すると、RC構造で建てられたRC住宅は法定耐用年数がもっとも長いです。ただし、他の建物よりも寿命が長いからといって、油断していてはいけません。安全で快適な住まいを長持ちさせるためにも、定期的な点検やメンテナンスは必要となります。

RC住宅は先にも解説した通り気密性には優れていますが、住まいの風通しを良くしておかないと、カビや結露が発生するリスクもあります。大切な住まいを安全に長持ちさせるためにも、室内の温度や湿度のバランスを考慮して、掃除をこまめに行うなどしっかりとした対策を行いましょう。